精神疾患持ちが自分を救う為に心理カウンセリングを学ぶブログ

自分の自分による自分のための心理カウンセリング

あなたのその診断名は、素人目線の自己判断ではないですか?

こんにちは!ブログ主のはじめと申します。

 

今回は、

うつ病を始めとした精神疾患HSPなど、

医療ヘルスケアについての記事の読み方と注意点

について、

 

過去にうつ状態適応障害を抱えた経験者である、

私なりの見解をまとめたものを紹介いたします。

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◆あなたのその診断名は、

素人目線の自己判断ではないですか?

最近、何かと話題な"繊細さん"こと、"HSP"というキャッチーなワードが、

ヘルスケア関連の記事に多い印象を受けます。

 

「繊細な人」なのに刺激を好む 周囲に理解されないHSS型HSPの悩みとは?|医師監修

news.yahoo.co.jp

 

このような記事を読む際に大切なのは、

「色々当てはまる!私は間違いなくHSS型HSPだ!」

素人目線で判断しないようにすることです。

 

精神疾患等の診断名は、医師などの資格を持った者による

医療ガイドラインと知識や経験に基づいた判断によって、

初めて成立します。

 

バーナム効果(※)などの偏見が強かったり、知識や経験が圧倒的に不足している為、

素人目線での正確な医学的診断は、ほぼ不可能となります。

 

バーナム効果誰にでも当てはまる性格の特徴などを言われ、さも自分だけに当てはまっていると勘違いしてしまう、心理現象の一種。

バーナム効果とは|心理資格ナビ

 

医師ですら適格に指摘することが難しい精神疾患に関しては、

素人の正確な医学的診断なんて、特に非現実的です。

 

私の目指すところの心理カウンセラーにも、

来談者に病名を診断してはいけないということが、

ガイドラインに明記されております。

 

心理カウンセラーを含め、素人の我々に出来ることはせいぜい、

「かも知れない運転」

です。

 

私はHSP"かも知れない"
故に、この記事に書いてあるこういうものが効く"かも知れない"

と捉え、断言しないことが重要となります。

 

◆素人診断によるプラセボ効果

プラシーボ効果)の危険性

記事や診断基準を参考に素人が自己判断で、

「自分はHSPだ!」

などと断言してしまうと、

プラセボ効果プラシーボ効果)(※)いわゆる思い込みが発生してしまい、

本当はHSPでは無いにも関わらず、


HSPの症状が出てきてしまう
・本当にHSPになってしまう

 

という危険性があります。

 

プラセボ効果プラシーボ効果):有効成分が含まれていない薬剤(偽薬、プラセボともいわれる)によって、症状の改善や副作用の出現が見られること。 偽薬効果ともいわれる。暗示や自然治癒力などが背景にあると考えられている。

くすりの話 プラシーボ効果とは – 全日本民医連

 

この概念を知っているか否かの差は、

心の余裕を保つ上で、とても大きいです。

 

◆おわりに

以上が今回の記事のまとめとなります。

 

私の過去に抱えた「うつ状態」および「適応障害」は、

当然、医師による診断となります。

 

前職にて提出が必要だったこともあり、

ちゃんと診断書も発行してもらっています。

 

本記事を読み、今後のヘルスケア関連の読み方に

少しでも変化が生じ、不安が軽減されますと幸いです。

 

メディアに煽られないように知見を増やしていき、

無駄に悩まず、健やかな生活を送っていきたいものですね。

 

本記事があなたの精神疾患寛解、周りの精神疾患を抱えている方々の

一助になることが出来れば、これに勝る喜びはございません。

 

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最後までご閲覧いただき、ありがとうございましたm(_ _)m