精神疾患持ちが自分を救う為に心理カウンセリングを学ぶブログ

自分の自分による自分のための心理カウンセリング

性格が身体に影響を与える?

こんにちは!ブログ主のはじめと申します。

 

今回は、理想のカウンセラーになるための基礎作りについて、

過去にうつ状態適応障害を抱えた経験のある、

私なりの見解をまとめたものを紹介いたします。

今回はこちらの記事の続きとなります。 

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◆性格が身体に影響を与える?

前回の記事では、

人間関係の構築についてフォーカスしました。

関係構築スキル診断テストを用いて、

自身の人間関係構築スキルを診断したり、

返報性の原理を上手く駆使した、

上手な人間関係の構築の仕方について述べました。

  

今回は、 「性格」について、フォーカスしてみましょう。

 

私たちはみんな、個性を持っています。

せかせかとした落ち着きのない性格、

おっとりした性格、

自分の殻に閉じこもりやすい性格など

色々な個性がありますが、

それぞれの性格が「身体」に影響を与える

ということはあまり知られていません。

 

皆さんの性格傾向はいかがでしょうか?

性格傾向診断テストを実施してみて、自己理解を深めていきましょう。

 

性格傾向診断テスト
あなたはA・Bどちらの傾向が強い?
1 A 攻撃的 B 温和的
2 A 歩く速度が速い B 歩く速度がのんびり
3 A じっとしているのが苦手 B じっとしているのは苦痛じゃない
4 A 競争が好き B 争いごとは苦手
5 A 愚痴や泣き言をいうのは嫌い B つい愚痴ったり甘えたりしてしまう
6 A ちょっとしたことで腹が立つ B あまり気にならない
7 A 話すのが速い B 話すのが遅い
8 A 仕事優先の生活 B プライベート優先の生活
9 A 待つのが苦手 B 待つのは平気

 

 

アメリカ心理学者のローゼンマンとフリードマンは、

狭心症心筋梗塞などの心臓疾患になりやすい性格傾向を見つけ、

その性格傾向に「タイプA」となずけ、

それと対照的な性格傾向を「タイプB」と名付けました。

 

Aの数が多かった方は「タイプA傾向が強い」です。

タイプA傾向が強い方は、身体的な面では、

高血圧、高脂血症の傾向が強いと言われています。

性格面では、競争心が強く野心的で、

精力的に行動し、何事に対しても挑戦的で、

出世欲が強い傾向があります。

また、常に時間に追われているような感覚を持っていて、

周囲に対して攻撃的な特性もあります。

行動はせっかちで、仕事に巻き込まれやすい

ライフスタイルを持っている傾向があります。

管理職に向くタイプです。

しかしながら、常にストレスフルな環境にいるため、

自分の体を痛めてしまう可能性があります。

狭心症心筋梗塞など、心臓疾患には注意しておく必要があります。

 

Bの数が多かった方は「タイプB傾向が強い」です。

タイプAに比べて心臓疾患になる確率は1/2とされています。

ストレス耐性が高く、心身の疲れを溜め込みにくい性質を持っています。

他者を信頼しやすい傾向もあるので、人間関係が豊かで、

人との関りからも幸せを感じることができます。

プライベートを大切にするので、仕事でストレスが溜まっても、

プライベートに自分の心の居場所を整える力があり、

ストレスコントロールが上手な傾向にあります。

 

 

Aの数が多いほど、自分で自分を追い込んでしまう傾向があると捉えていいでしょう。 

自分でも気づかないうちに、自らストレスの多い生活を作り出している可能性も高いので、Bの考え方もあることを念頭に置いておきましょう。

 

一番問題なのは、ストレスを多く受けているにもかかわらず、

それに対する自覚がなく、知らず知らずのうちに

身体が傷ついていっているということです。

 

タイプA傾向が強い方は特に、せかせかした日常生活を改め、

生活の中にゆとりを作り出すことが大切です。

 

具体的には「ゆっくり歩く」「ゆっくり食べる」ことを意識し、

イライラしてしまわないように、それらのメリットをしっかり考えて、

一つ一つ実行していくことで、

のんびり時間を過ごすように意識づけていきましょう。

 

 

◆おわりに

以上が今回の記事のまとめとなります。

 

本記事があなたの生活や精神疾患寛解、周りの精神疾患を抱えている方々の

一助になることが出来れば、これに勝る喜びはございません。

 

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最後までご閲覧いただき、ありがとうございましたm(_ _)m