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あなたの幸福度が最大化される仕事は何ですか?

こんにちは!ブログ主のはじめと申します。

 

今回は、科学的な適職について、

過去にうつ状態適応障害を抱えた経験のある、

私なりの見解をまとめたものを紹介いたします。

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◆あなたの幸福度が最大化される仕事は何ですか?

 最近話題になってる”科学的な適職”

前職で精神疾患を抱えた私にはとても為になる内容でした。 

科学的な適職

科学的な適職

 

 

皆さんにとって、"適職"とは、なんでしょうか?

  

「科学的な適職」を読むまでは、私の考える適職のイメージはこんな感じでした。 

 

 

本書では、適職とは、

好きなことでもない。

→ 理想を追い続けてしまい、長続きしない。

お金でもない。

→ 給料と満足度は相関しない。

伸びる業界・業種でもない。

→ 伸びる業種・業界は予測がつかない。

 

適職とは、”自身の幸福度が最大化される仕事”

 科学的な適職によると、これが”適職”の定義だそうです。

 

 

 幸福度が最大化される指標は以下の7つ、

  

【自由】裁量権はあるか

自分で作業内容、ペース、タイミング、場所を決めることが出来るか。


【達成】進歩している感覚はあるか

小さな進捗(サブゴール)を設けて、達成感を味わえると、

人は成長することができ、続けることが出来る。


【焦点】チャレンジャー思考(攻撃型) or 安定思考(防御型)は合っているか

モチベーションの上げ方で人間は2パターンあるようです。

攻撃型:リスクよりもスピード重視。最高の状態をイメージして、突き進む。

防御型:最悪の状態を想定して、そのリスクを避けようとする。


【明確】内容と報酬は明確か

何をすればいいか、仕事内容が明確であること。

何を達成すればどれだけの給与を得られるか、報酬が明確であること。


【多様】業務内容のバラエティは富んでいるか

一つの仕事だけを専門的にやれ!というのは効率的だが、満足度が低く続かない。

(会社の為にはなるが、雇用されている側の為にはならない。)

他部署の仕事を知ることで、悩みを知って、協力も出来て面白いらしい。


【仲間】自分と似た人は多いか

友達が職場に3人以上いると、人生の満足度が高い。

類似性効果により、共通の趣味や似ている部分があると、

仲良くなりやすく、協力を得やすい。


【貢献】他人の生活に影響を与えるか

人のためになっているか。

誰の役に立っているのかが明確でないと、続かない。

自尊心、親密感、自律性が向上する。

 

”仕事選び”について、

人生を決める大事な作業だというにも関わらず、

ただ好きなこと!お金!流行!このような幻想にとらわれていて、

それに猪突猛進!と、雑に考え過ぎていたのではないでしょうか。

本書では、どうやらこれではリスクが高すぎるようです。

 

先ほどの7つの徳目をマトリックス分析にかけていくことで、

適職を可視化していきます。

 

私も前職と今後やろうとしているお仕事で比較してみました。

 

※基準:0~5

  (前職)
正社員
臨床開発モニター
(予定)
フリーランス
心理カウンセラー
あなたのお仕事
自由 4 5  
達成 2 5  
焦点 3 4  
明確 3 5  
多様 2 5  
仲間 4 0  
貢献 2 5  
合計 20 29  

既に差はありますが、ここで、”重要度”を追加します。

 

※重要度:自分が重要だ!と感じるもの(1~3)

  重要度 (前職)
正社員
臨床開発モニター
(予定)
フリーランス
心理カウンセラー
あなたのお仕事
自由 3 12 15  
達成 2 4 10  
焦点 2 6 8  
明確 2 6 12  
多様 2 4 8  
仲間 1 4 0  
貢献 3 6 15  
合計   42 68  

さらに数値の差が出てきました。

 

個人事業主としてやっていく故、仲間の期待は出来ませんが、

それでも圧倒的に適職の数値が高く表れました。

 

あなたのお仕事はいかがでしたでしょうか?

自分もやり始めるまでは、正直めんどくさかったのですが(笑)、

やった後に自分の適職が明確になったときのスッキリ感が格別です。

 

 

また、どういう風に自分がやってる仕事を説明するか、というのも需要です。

これを”ジョブ・クラフティング”と言います。

 

Q. 

あなたは何をしていますか?

 

A.

👨🏼<「俺は、石を切っている」

👨🏽<「俺は、5シリング2ペンス稼いでいる」

👨🏾<「俺は、美しい大聖堂を作っている」

この三人の仕事は全員一緒だそうです。

誰がいちばん充実していそうかは明白ですね。

他者への貢献は、自己意識の影響も受けるようです。

 

貢献度が上がると脳がとても幸せな状態になる、

いわゆる”ヘルパーズハイ”という状態になります。

 

「人助けをしたときに、助けた本人が逆に救われた気分になる。」

というお話を聞いたことがあります。

確かに人助けをしたあとはとても気持ちが良いものです。

 

前職により精神疾患を抱えたのは労働時間でしたが、

個人的には、"自由"の他にもこの"貢献"である、

ヘルパーズハイ仕事選びの肝になりそうだなぁと感じました。

 

 

◆おわりに

 以上が今回の記事のまとめとなります。

 

適職が分かったところで、

すぐに職を変えられるものではない、

というのは分かります。

 

ただ、人生一度きりであり、

やりたいことをやらずに、いざやろうとしたときに

時間がなかったりしたら、そこに何が残るというのでしょうか。

 

チャレンジできるものから、チャレンジしていく。

 

記事を参考に、出来ることから始めていただければと思います。

 

本記事があなたの生活や精神疾患寛解、周りの精神疾患を抱えている方々の

一助になることが出来れば、これに勝る喜びはございません。

 

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最後までご閲覧いただき、ありがとうございましたm(_ _)m

 

参考動画:

www.youtube.com