最も幸福な状態と言われている、フロー状態とは?
こんにちは!ブログ主のはじめと申します。
今回は、
最も幸福な状態と言われている、フロー状態について、
私なりの見解をまとめたものを紹介いたします。
◆フロー状態がいちばん幸福であると言われる所以
皆さんは、フロー状態という言葉を知っていますか?
フロー(英: flow)とは、
人間がそのときしていることに完全に浸り、
精力的に集中している感覚に特徴づけられ、
完全にのめり込んでいて、
その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、
精神的な状態をいう。
ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。
無我の境地と言えば、最近では漫画とかで良く目にしますね。笑
(漫画:テニスの王子様より引用)
このフロー状態は、
心理学者のミハイ・チクセントミハイ氏によって提唱された、
とある物事に集中しきっており、それに没頭しており、
それ以外に考えが及ばない状態のことを指します。
フロー体験は以下の8つの構成要素から成り立ちます。
(※フローを経験するためにこれら要素のすべてが必要というわけではありません。)
1:目標が明確
なすべきことを一瞬ごとに正確に知っているため、過程を楽しめる。
(最終目標が明確という意味ではない)
2:迅速なフィードバック
どれくらいうまくやれているかについての情報がタイムリーに入手できる。
3:機会と能力のバランス
チャレンジとスキルが高いバランスで釣り合っている。
4:集中の深化
その行動の中に深くはまりこんでいる。
5:重要なのは現在
日常生活での心配事・問題・過去や未来のできごとが意識に存在しない。
6:コントロールには問題がない
状況をコントロールしているという強い感覚がある。
7:時間感覚の変化
時間が圧縮される、あるいは逆に引き延ばされるように感じる。
8:自我の喪失
自分の名前や地位などを忘れる。自意識・野心・敗北・恐怖や欲求から解放される。
…
さらに別の心理専門家、心理学作家のケンドラチェリー氏は、
チクセントミハイがフロー経験の一部として挙げているうちの、
3つの構成要素について言及しています。
1:直接的で即座のフィードバック
活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される。
2:成功する可能性の追求
明確な目的、 予想と法則が認識できる。
3:自我の喪失
経験に夢中になり、他のニーズが無視できるようになる。
言葉の意味としては、上記によるものとなります。
このフロー状態ですが、何かに似ていませんか?
そうです。
マインドフルネス(今、ここに集中すること。)です! hajimethod.hatenablog.com
今、ここに集中しており、
なおかつ、現状の自身の活動レベルに適合しており、
明確な目的があり、フィードバックを重ねることにより、
活動過程から成功を追究している。
私はこのフロー状態を
マインドフルネスの最高の状態、
マインドフルネスの上位互換である、
と解釈いたしました。
確かに、自分の好きなことで、向上心MAXで今ここに集中できている、
夢中に取り組んでいる状態のときほど、幸せな状態は無いよなぁ…と、
フロー状態がいちばん幸福であると言われる所以が理解出来ました。
◆おわりに
以上が今回の記事のまとめとなります。
マインドフルネスを行う際に、このフロー状態を意識すると、
さらに質の高い幸福を味わうことができ、
結果として元気になれる、健康になれると確信しております。
本記事があなたの生活や精神疾患の寛解、周りの精神疾患を抱えている方々の
一助になることが出来れば、これに勝る喜びはございません。
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